しばし
しばし、「ひとりごと」を留守にします。
しばし、「ひとりごと」を留守にします。
放送大学の授業は、文字通り放送で行う授業ばかりだと思われている方もいらっしゃるが、対面で行う面接授業も全国の学習センター単位で行われている。今回、「初歩からのパソコン入門」という全8コマの授業を放送大学石川県学習センターで行った。受講者の年齢もさまざまで最高齢は82歳の方。内容は、電子メールの送り方や放送大学内のキャンパスネットワークの使い方、プレゼンテーションシートの作成など。長丁場だったが、一人の脱落者もなく、終えることができた。TA(ティーチングアシスタント)の3名にも心からお礼を言いたい。
1日目の夜は、石川メンバーがお祝いをしてくれた。いろいろと心労がたたっているこのごろだが、ひさしぶりに大騒ぎができた。ありがとう。
FutureSchools@Singapore本の最終校正中。でも、なかなか終わらない(泣)。
出版期日もあるので、なんとか今日中に仕上げたい。
午前は、次年度のメディア学会年次大会(ICU)の打ち合わせ。プログラムなど運営に関することなど。午後は理事会。年次大会の持ち方などが議論される。夜は、スズキ教育ソフトとの共同研究の研修パッケージのつめ。長時間の検討おつかれさまでした。
表記の合同大会が高知市内のイオンモール中央広場で行われた。会場は吹き抜けになっていて、買い物客が行き交う場所。150名以上の研修参加者に加えて、一般の方も思わず足をとめる。
eスクールでは、電子黒板やデジタル教科書・教材のついての発表が多かった。午前中は、斎藤参事官の基調講演の後、伊野南小及び中の公開授業。あの雰囲気の場で教師も子どもたちもよくがんばったと思う。
午後の私の講演のあと、会場を別にして、教育ICT活用促進協議会四国ブロック大会へ。電子黒板モデル校7校の成果発表があった。こういう形でも情報交換ははじめてだったのではないかと思う。発表・交流ができた意味は大きい。コーディネーターの松下君(香川大学)はすべての学校を訪問して当日にのぞんでいた。その熱意に脱帽。高知県教育委員会の市原さん、視聴覚協会の下川さん、協議会の太田さんはじめ、多くの関係者に感謝。前日は、参事官、牧係長、岡校長、市原さんなどといつもの餃子を堪能。
今回は、以下の関連の発表5件。
◯デジタルカメラと省察フォーマットを用いた教師の自己省察手法における省察内容の検討
福田 晃,中川一史,加藤隆弘
◯プロジェクタ取付型電子黒板を活用した学習指導と授業改善
岩崎京子,中川一史,村井万寿夫,井神啓介
◯プロジェクター取付型電子黒板の開発と運用ー教師の要望を取り入れた利便性の高い電子黒板の実現化ー
村井万寿夫,中川一史,井神啓介
◯活用型の授業の具現化するツールとしてのプロジェクター取付型電子黒板の活用
小林祐紀,中川一史,村井万寿夫,井神啓介
◯「見ること」の観点を導入した「読むこと」の授業計画についての検討
石川 等,中川一史
また、私自身も、以下の発表を行った。
◯映像メディアの理解と表現に関する日本とフィンランドの小学校4年生国語科教科書の比較
中川一史,北川達夫,佐藤幸江, Tarja Malmi-Raike
結論を明確に整理して提示することなど、反省点もあったが、北川達夫さんとの共同研究について、いよいよこれから本格化するスタートを切ることができた。
セミナーや書籍の発行についてなども、別途打ち合わせが完了。29日に関連の授業実施もある。
前日は、北川さん、石川さんはじめ、石川メンバーと温泉。
教科書課(文部科学省)の委託調査研究「教科書の改善に関する調査研究」のメンバーとして、今年三度目の韓国へ。と言っても、自分の日程の都合上、なんと1泊だ。しかし、羽田ー金浦で朝一便で入り、次の日の最終便までまるまる2日調査に同行できた。へたに日本国内をまわるよりもずっと短時間で移動ができてしまう。KERISやKEdIはじめ、研究に関わった研究者へのインタビュー(中央大学、ソウル大学)、そして小学校での授業参観、授業者や子どもたちへのインタビューなど。電子黒板や情報端末、デジタルテキストブックだけでなく、従来の教材・教具を併用した授業を見せてもらったので、大変参考になった。また、今回は某所で、これまでの進め方に関する課題をきっちりまとめて示してくださったことがこれまで2回の訪問にはなかった収穫だ。訪問に対応してくださった関係者のみなさんや、同行の影戸さん(日本福祉大学)、正司さん(三菱総研)、キムさん(通訳)に感謝。
第1回教育の情報化懇談会ワーキングが行われた。私は「デジタル教科書・教材、情報端末WG」の委員に。これから、月に1〜2度のペースでデジタル教科書のあり方などについて、議論を深める予定。
スカイとの共同研究で、疑似体験ツールの開発と活用について、進めている。
実践ガイドのバージョンアップ、研修のあり方、授業モデルの開発などについて、議論。メンバーのがんばりに感謝。
文部科学省共催で教育ICT活用普及促進協議会が進める事業だ。文部科学省の「電子黒板を活用した教育んも関する調査研究事業」と「デジタルテレビ等を活用した先進的教育・学習に関する調査研究事業」の参加校132校の横のつながりとその普及・啓発を目的としている。現在、特に電子黒板がどのように日常的に活用できるか等についてを中心に公開研究会が進められている。私は、協議会の企画委員会の主査をしている。
協議会のWebサイトの冒頭には次のように書いてある。
「社会の急速な情報化に対して緊急の対応が必要として、平成21年度の学校ICT環境整備事業で、全国の多くの学校にデジタルテレビ、コンピュータ、校内LANなどの設備・機器が導入されました。
これらを導入した学校現場からは、新しい機器を使って効果的な教育をするための情報が不足しているという声が上がっており、お互いの授業実践に関する情報共有が課題になっています。
こうした状況に対して、文部科学省生涯学習政策局では、平成20年度より2年にわたって「デジタルテレビ等を活用した先端的教育・学習に関する調査研究」及び平成21年度には「電子黒板を活用した教育に関する調査研究」(以下両調査研究事業)を実施しております
教育ICT活用 普及促進協議会では、両調査研究事業で得られた実践成果を広く学校現場に浸透させるために、地域(ブロック)別による実践研究発表会を開催し、併せて全体報告会を実施することといたしました。」
各地域ブロックの公開研究会は、以下の通り。
北海道・東北ブロック
H23年01月21日(金) 仙台市立愛子小学校
関東甲信越ブロック
H22年11月05日(金) 横浜市立茅ヶ崎小学校
東海北陸ブロック
11月24日(水) 岡崎市立葵中学校
関 西ブロック
12月01日(水) 堺市立深井西小学校(公開授業)・堺市教育文化センター(全体会)
四 国ブロック
11月22日(月) イオンモール高知
中 国ブロック
12月03日(金) 米子コンベンションセンター
九州・沖縄ブロック
※10月7日にすでに終了 北九州市立門司海青小学校
参加申し込みはこちらから。
ぜひ近くの公開研究会に参加してみては?
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