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第三十三話:ありがとう卒業生

今年度が終わる。この時期は別れの時期でもある。

今回、中川研究室は大学院生2人、4年生2人、内留生3人の「卒業生」を出した。



まずは、小林。

学部そして大学院とはじめから担当したという意味ではまさに第1号になる。自分たちで考え動く中川研究室の骨格は小林が作ってきたといっても過言ではないだろう。今後自身の実践を通して、これまで文章にまとおめてきたものをもう一度問い直してもらいたいと思う。



ちのちゃん。

小林とのツイントップはこの中川研究室には欠かせなかった。突っ走る小林としっかり者のちのちゃん。特に、研究室メンバーの思いをさりげなく受けとめ、サポートをしていた功績は大きい。気配りが効いている面とあのぼんやり雰囲気(ほめ言葉だってば)を今後も大事にしてほしい。



山根。

一番、内留の先生達に近かった学生は山根なのではないだろうか。どんな年代の人間ともすぐにうちとけることができるのは才能としか言いようがない。でも、これから現場ではとても必要なことだ。校内の教師集団の潤滑油になってほしい。鳥取には2つの学校に定期的に入っているので、今年も良く行くことになる。山根の授業も見てみたい。



みっき〜。

みっき〜がこんなに動画編集などにハマるとは3年生の時は思ってもみなかった。今後はこれだけのスキルを誰が受け継ぐのだろう?

みっき〜はよく気がつく。企業の方が打ち合わせに来るといつのまにかコーヒーが出てくる。この気配りを誰が受け継ぐのだろう?



飯田さん。

内留の1年間は、そのままD-proワークショップメイン講師の1年間だった。しかし、国語と動画制作を融合し、見事に方向を作り出してくれた。4月からもメインメンバーの一人として活躍してほしい。



西さん。

西さんほど、自分がかかえる教育課題に正面から立ち向かっている中学教師もいない。いつまでも何事も自分の血や肉にしようとするその姿勢をぜひともかかわる中学生は学んでほしいと思う。



長井さん。

総合と地域の活力を取り上げた研究テーマの意味は大きい。いろいろと注文をつけたが、総合のダイナミックさを活かしつつ自身の実践をさらに磨き、極めてほしい。



卒業ではないが、田口も研究テーマがだいぶクリアになってきた。この2年間でバージョンアップしていこう。ささじ〜、学校と研究の両立、やれるところまで突っ走ろう。



最後になったが、ここで培ったヒューマンネットワークをこれからも頼り、時には返し、大事にしていってほしい。

コメント (7)

こばやし:

ありがとうございます。
なんとも言い難く、楽ありゃ苦もあり、でもそのおかげで自分自身でこんなにも成長を実感できた学生生活を送ることができて、幸せもんです。
学部生時代の前半2年を野球で費やし、残り後半から研究やプロジェクト&研究会の運営のおもしろさにはまりました。
 明日から今まで思いためていたことをたっくさん、実践してみたいです。中川先生、お世話になりました<(_ _)>そしてこれからもお世話になります。さらに中川先生が老いたらお世話します。

さくあゆ。@NED:

中川先生から一人一人に心のこもった言葉…。うらやましい人間関係です。中川研究室は本当にグッとくる仲間ですね。
小林さん、ちのちゃん、時には力を貸してくださり、時には夜の金沢をご案相くださり、ありがとうございました。中川研究室の皆さんを見ていると、ニッポンの若者だって素晴らしい人はちゃんといる!と思うことができました。これからもお二人のネットワークの片端に混ぜていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

ちの:

 中川先生、素敵なはなむけの言葉ありがとうございます。
 中川研究室の学生として過ごした2年間で、本人でさえ思いもつかない蓄積を得たように思います。中川先生はある意味、私のパパ的な存在でした(あれ?怒らないでくださいね!)。卒業した今でもそうです。
 明日から新入社員として一歩を踏み出します。今までに培った自分らしさや人とのつながりを大切にして、さらなる力を身につけていきたいです。
 何かあったときはまた相談にのってくださいね。お願いします。

西@内留:

中川先生、ありがとうございます。
現場に出てみると、部活動はじめやっぱり課題山積です。
研究室で鍛えた精神力でとにかくガンバリますんでよろしくお願いします。

みっき〜。:

中川先生のお言葉とっても嬉しいです。(p_q)動画編集もコーヒーも、現センターメンバーにしっかり受け継がれている事と思います。私なんかよりいいモノを作り、おいしいお茶をいれてくれていました。野畑はセンターでの生活でたまたま映像とコーヒーが好きなんだと気づきました。今はその生活が恋しくてなりません。
卒業してしまうと先生の下でもっともっと勉強して、もっともっと意欲的に動けば良かった、学生の時間はなんとも貴重な時間だったのだと実感します。通例ならば、今日から社会人となるはずなのですが私は一足早く23日から新入社員として富山市のビジネス街で働いておりました。慣れないながらも毎日頑張って過ごしています。子どもたちにずっと楽しく理科を学んでもらえるよう、4月はしっかり地盤を固めたいです!いつか成長した私をご覧下さいね。

ささじ~:

中川先生,ありがとうございます。私の分まで書いてくださって。
先日,新社会人として第一歩を踏み出しました!すごく大きな学校なので,職員室でもすごい活気です。子どもたちが来たら,もっとすごくなると思います。
学校と修論との両立,頑張りたいと思います!!これからも,よろしくお願いいたします。

やまね:

コメント遅くなりました。やっとウェブにアクセスできるようになりました。中川先生、ありがとうございます。
毎日慣れない仕事で、緊張の連続ですが、人間関係調整力をしっかり身につけて頑張っていきます。鳥取でお待ちしております。

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2005年03月31日 20:22に投稿されたエントリーのページです。

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