釜山から帰ってきてから、時間的なツケが。。
新世代教室環境プロジェクト打ち合わせ。今後1年半の短期プロジェクトと10年計画の構想を練る。現在の教室環境の常識を超える。ぜひ実現したい。
国語と情報教育プロジェクト打ち合わせ。その後黒川さん、森下さん@光村図書と一献。こちらも次の次の構想を語り合う。いくつかの学会論文アドバイスをメールにて。小林先生@MIMEの依頼受諾。日本教育新聞対談打ち合わせ。
教育実習生の授業助言、研究科委員会(大学院の教授会)、理学部集中講義、附属小公開授業助言。1時間で5つの指導案に注文をつける。三朝西小公開授業事前研究会。2時から4時半とわずか2時間半で2つの授業を見て、その後の検討会。着実に準備が進んでいる感触を得た。
9月9日の午前中に、Learning Media and Technology for Future Education and Training主催のICTモデル校訪問があった。行ったのはMinan Elementary School。
ここは今年度からICTモデル校に指定されている。全校のクラス数は21。
土曜日は現在月一度の休み。来年度は二回になり、再来年度は三回に増えるという。土曜日はいわゆる総合学習的な内容が多いようだ。どこかの国のように、だんだんウィークデーが窮屈にならないと良いのだが。
今回の訪問では「伝統」をテーマにした授業が多かった。科目もさることながら、教室の配置、指導案まできっちり書かれており日本に近い感じを受けた。
参観した授業は以下の通り。
・自由裁量の時間(※日本で言うと総合的な学習にあたる)
テーマ:伝統的な礼儀作法(4年生):写真3
・社会科と図工の合科
テーマ:世界の国々(2年生)
・社会科
テーマ:私たちの祖先のライフスタイル(5年生):写真4−6
・英語
テーマ:How's your vacation(6年生)
全教室にOHC、プロジェクションテレビ、教師用パソコン、プリンタが設置されている。ICTモデル校だから設置されているわけでもないようだし、教師は日常的にプロジェクションテレビを活用している。つまり、ICT活用に拡大提示するスキルは入ってこない。これも教室に各1台あってこその話だろう。そのような意味で日本も早く教室にあたりまえの機器になってほしい。
コンテンツは豊富で日本のように配給元はさまざまなようだ。が、かなり数も豊富で充実している。日本のようなグループ学習は少ないように感じた。コンテンツも今回この学校であるいはAPECの発表で目にしたすべてのものは一斉授業の提示用のものだった。
写真1:まずは学校教育説明。
写真2:校内は靴にカバーをかぶせる。こういう手もあったか!って感じだ。
写真7;2年生の図工の教科書。しかし、どうやら日本でいう書写も図工で扱うようだ。前のページは書写のページになっている。
写真8,9:教室掲示。ほぼ日本と変わらない。