第七十一話:松下教育研究財団教育助成・助成金贈呈式
先日、小松ー羽田間を飛行機で往復していてはじめて「コワイ」と感じた。
風でゆれるのは小松ー羽田便の世の常だが、着陸直前に大きく左右に揺れたのだ。
あれはさすがに緊張した。羽が地面につくかと思った。
いつもは着陸まで熟睡なのに、たまたまちょっと前に目をさましたらあぁいう目にあった。今度からさまさないようにしよう。
さて、先週の金曜日に、東京の芝ホテルで松下教育研究財団教育助成・助成金贈呈式があった。
私は審査員をしているのと、中川塾の特別プロジェクトで大変お世話になっているので、一も二もなく参加させていただいた。
当日は、たくさん知っている顔があった。と同時に、初エントリー、初受賞の方々も多く、それはそれでうれしかった。
当日は、くるま座セッションという初めての試みが行われた。受賞者を校種やテーマでグループに分け、そこに審査に関わった人間がコメンテータとして入った。私は小学校グループで、最後に、「もっと年間の研究内容をしぼること(総花的でゴールが見えない)」「成果だけでなく課題もきっちりと明らかにすること(同じような試みをしようと思う人の参考にならない)」ことの2点を私から指摘した。
特にIT活用の分野では、学校や研究会で何か新しい試みをしようと思ったら、機器やソフト等に予算がかかる。しかし、なかなか学校の予算だけではままならないのが現状だ。このような助成制度は、本当にやる気のある学校や教師をストレートにサポートする意味のあるものだと改めて感じた。
さぁ明日は、中川塾合宿だ。