最近の著書

共同研究・
プロジェクトの成果

« 2006年04月 | メイン | 2011年01月 »

2006年05月 アーカイブ

2006年05月19日

第七十一話:松下教育研究財団教育助成・助成金贈呈式

先日、小松ー羽田間を飛行機で往復していてはじめて「コワイ」と感じた。

風でゆれるのは小松ー羽田便の世の常だが、着陸直前に大きく左右に揺れたのだ。

あれはさすがに緊張した。羽が地面につくかと思った。

いつもは着陸まで熟睡なのに、たまたまちょっと前に目をさましたらあぁいう目にあった。今度からさまさないようにしよう。



さて、先週の金曜日に、東京の芝ホテルで松下教育研究財団教育助成・助成金贈呈式があった。

私は審査員をしているのと、中川塾の特別プロジェクトで大変お世話になっているので、一も二もなく参加させていただいた。

当日は、たくさん知っている顔があった。と同時に、初エントリー、初受賞の方々も多く、それはそれでうれしかった。

当日は、くるま座セッションという初めての試みが行われた。受賞者を校種やテーマでグループに分け、そこに審査に関わった人間がコメンテータとして入った。私は小学校グループで、最後に、「もっと年間の研究内容をしぼること(総花的でゴールが見えない)」「成果だけでなく課題もきっちりと明らかにすること(同じような試みをしようと思う人の参考にならない)」ことの2点を私から指摘した。



特にIT活用の分野では、学校や研究会で何か新しい試みをしようと思ったら、機器やソフト等に予算がかかる。しかし、なかなか学校の予算だけではままならないのが現状だ。このような助成制度は、本当にやる気のある学校や教師をストレートにサポートする意味のあるものだと改めて感じた。



さぁ明日は、中川塾合宿だ。

2006年05月23日

第七十二話:中川塾第3期春合宿

この土日に中川塾第3期春合宿が行われた。しかし、小松空港上空の天候が最悪で財団や師範、3期生の多くが乗った飛行機がなんと羽田に引き返してしまった。

そのため、予定を大幅に変更して1日目を行う。

今回の課題は、「4月〜7月のIT活用における自分のイチ押し実践案(本時を中心に)を提案せよ。その場合、(1)教科等&単元タイトル、(2)単元の概要、(3)本時のねらい・流れ、(4)IT活用の意図、(5)本実践のウリについて述べよ。1000字以内におさめること。なお、上記の条件を満たした実践が複数存在する場合は、自分が一番自信をもって望む予定のものを記述せよ。」というものだ。これを、5分でプレゼンする。

1日目の提案では、特に、「なぜここでIT活用なのか」「ケタが大きすぎて意図がわからない」という指摘を受ける塾生が多かった。これを受けて、2日目に改善案を出す(夜中や早朝に準備しなくてはならない)。しかし、きっちり改善案を出してきたのには、師範、1期生、2期生ともども絶賛。なかなか根性がある。

2日目は、今年の目玉の1つである、師範・1期生・2期生・3期生を縦断したプロジェクトの実施だ。こちらの方の進捗は今後、ご報告する。



羽田に飛行機がひきかえしたにもかかわらず、中川師範@徳島、児玉師範@宮崎においては、次の日の運動会で羽田で引き返す完田さんをつかまえ、羽田空港で指導の後、金沢にかけつけてくれた。なんといって感謝して良いかわからない。また、山本さん@北海道、木村さん@神奈川も1往復半の飛行にもかかわらず、それでも参加してくれた。また、則常さん@松下財団も日帰りにもかかわらず、かけつけようとしてくれた。この状況での学生の対応も臨機応変によくやってくれた。

それぞれの人がそれぞれの立場、やり方でこの中川塾の充実させてくれていることもあらためて感謝したい。

About 2006年05月

2006年05月にブログ「ひとりごと」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2006年04月です。

次のアーカイブは2011年01月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34