立教大学にて、ことばと学びをひらく会の第1回研究大会があった。当日は台風にもかかわらず、約300名の参加者。会場は熱気でむんむんしていた。
私はこの会に理事として関わっている。会長は高木まさき横浜国立大学教授。
当日のテーマは、「これからの時代に求められる国語力と読書指導」。高木先生の基調講演にはじまった。ここで現在の読書指導のあり方や位置づけを確認。「フィンランドの読解教育」と題して、北川達夫さん@日本教育大学院大学の講演。北川さんは、8月のオーストラリアのメディア教育の視察でご一緒して以来。来月は金沢大学附属小にもパネリストとしてお願いしている。
その後、5つのワークショップにわかれる。私は、青山さん@筑波大付属小と「読書指導にデジタル教科書を活用しよう」を担当。青山さんは、国語と情報教育プロジェクトメンバーでもあるので、気心も知れている。最後は甲斐先生@筑波大学の総括で締めくくり。大きな動きが繰り返すという論は説得力があった。
私にとっては、メディア教育や情報教育から国語にアプローチする上で、この会の存在はとても刺激的だ。私が担当したワークショップだけでなく、今後、メディアとことばのかかわりはさらに国語の中で強くなっていくと思う。
懇親会も大盛り上がりで1日を締めくくった。
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ことばと学びをひらく会(10/27)
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