宮崎市立住吉小学校の発表(11/9)
宮崎市の18.19年度の指定を受けての発表。
研究主題は「情報活用能力の育成を図る学種指導のあり方」だ。特に、全クラス公開をして、そのうち8割のクラスが情報活用の実践力の具体的な授業提案をで行った。情報教育というと、ICT活用に特化する学校が多い中で、教科や学年を横断し、実践力で勝負をしたのは特筆に値する。学年の積み重ねも授業によくあらわれていた。職員全員で取り組んでいた様子がよくわかるとても良い公開だったと思う。
授業や分科会を通して、議論になったことを受けて、私の講演では、「切実感のある課題の持たせ方」「映像と言葉の行き来」「デジタルとアナログの併用、選択」などについて、整理した。授業では、全クラス公開のために、すべての授業を数分ずつしかまわれなかたために、10人くらいの授業者に補足をしてもらったが、どの授業者も、壇上から急に質問をしても軽やかに答えていた。これは地に足がついた実践を日頃行っている証拠だと思う。
中川塾卒業生の北村さんが授業もよくがんばっていた。5月に参観させてもらったときからのクラスの子どもたちの成長もよくわかった。打ち上げも大盛り上がりで終了。公開の日程が夏まで決められないという中で、学校も先生方もご苦労も多かったと思うが、本当におつかれさまでした。