実践研究の仲間である糸岡清一さんが定年を迎え、とりあえず教員を卒業された。
とりあえず、と書いたのは、まだまだご本人は教壇に立つ意欲をお持ちだからだ。
もうかれこれ長い付き合いになるが、定年を迎えても、教育への熱い思いは増すばかりだ。
教員としての考え、思い、生き方は人それぞれで、何が良くて何が悪いということを私がとやかく言うようなことではない。ただ、定年まで担任を続け、教室にこだわり続けたその姿勢に心から敬意を表したい。
特に、現在の「探究型」の授業のあり方に危惧を感じていられて、その思いは共感するものがある。糸岡さんのダイナミックな総合的な学習の実践は、私が編者をつとめた総合的な学習を創るシリーズ第2巻「地域とのかかわりと子どもの学び」(高陵社書店)に、「足尾に菅田の森を」でその一端を知ることができる。ぜひご一読いただきたい。
いつまでも何らかの形で教育界には関わっていただきたいと思うのは、私だけではないだろう。
でも、まずは、おつかれさまでした!
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糸岡さん、おつかれさまでした!
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