今回で5回目をむかえた。横浜の教員等有志で細々と続けている。メディアと教育を追究する研究会だ。細々と続けているが、椿参事官(文部科学省生涯学習政策局)はじめ、横浜だけでなく、県内外の教員、教育委員会、地域ボランティアの方、企業担当者などの教育関係者が集まる。特に、教育実習生など教員をめざす学生もたくさん参加してくれたのがうれしい。今回も部屋いっぱいの参加者。
毎回、まずは実行委員から連載として実践発表。前回からの積み重ねがきちんと構成されていてさすが。さらに特集としてメインの発表者を一名迎えている。今回は、「関係づけることから見える問題解決能力の育成」ということで、山本朝彦さん(文部科学省初等中等教育局教育水準向上PT学校評価室)に発表いただいた。携帯電話の工場の様子とCM等でのメッセージのずれを子どもたちが感じることから問題意識を高めていく社会科の実践。発表では、「工場では、本当に消費者のたくさんの声を聞いてつくっているのか」から、子どもたちが調べてきたことをもちよって話し合いを深めていく場面の紹介があった。実に子どもたちが鍛えられていて、問題解決学習が質の高いところで成立している様子がよくわかった。何よりも教師の「出」が絶妙で、若手教師にぜひともそのエキスをつかんでほしいと思った。
メディア教育研究会だが、後藤委員長はじめ、実行委員のメンバーは本当に忙しい中よくやってくれている。
研究会後、近くの蕎麦屋さんで懇親会。9時半から開始。蕎麦屋の2階は貸し切り状態。
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第5回メディア教育研究会(9/12)
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