月曜日に、福岡の志賀島小学校の授業を参観した。これは、今年度の科博との「海を伝えるキッズボランティア」の事業であり、かつ、私がが主査をしている科学技術振興機構(JST)の「モバイル端末活用プロジェクト」の事業である。当日は船で博多港から志賀島へ。
子どもたちがiPodを自身の情報端末、デジタルノートとして、水族館に来場される方々への案内をするために活用する、という総合的な学習の活動だ。30日に水族館で本番を迎える前に、地元の方々を招いて、そのリハーサルが行われた。当日は、生き物が目の前にいるお客さんに、プラスαの情報を伝えて、さらに興味をもってもらわなければならない。これまで、マリンワールドの高田館長や三宅課長の協力を仰ぎながら、取材活動を続けてきた。
すでにiPodの活用については、慣れたもので、まさにツールとして活用していた。
約2時間、お客さんに見立てた地元の方への案内を2つのグループに分かれて行った。これまでの取材した情報を駆使しながら、原稿も読まずに、上手にやっていた。これから本番までの課題として、さらにお客さんを意識して、iPodの提示の仕方やリアクションの確認など、まわりの大人の人からのアドバイスがあった。
それにしても、環境がいい。放課後は、6年生の男の子と女の子が野球をやっていた。地域の人の学校への協力体制もとても良好だそうだ。
昔ながらの良いところ、新しい技術、そういうことがマッチするとこういう学校になるんだなぁと実感。