今年度第1回目の授業力ゼミが金沢大学教育実践支援センターで行われた。今年度は毎回の3人ずつの参加メンバーからの発表提案だけでなく、特別講演として3ヶ月に一度、外部講師を招いてじっくり実践の話を聞くことになった。2時間たっぷりと学級づくり、授業づくりについて、うかがうことにしたわけだ。その特別講演の一人目が八崎さん@七尾市立山王小学校。八崎実践の学級経営の肝をていねいに話してくれた。やはりいつ聞いても聞きごたえがある。特に、1時間の授業の話ではなく、年間の学級経営の様子を聞くことで、授業設計というものがいかに日頃の学級経営のベースの上で行われているものなのかを実感することができる。最後に八崎実践の肝として、「脱・形式」「問題解決型学習」をあげながら、以下の観点について、私からコメントした。
・自分の行っていることの影響の実感
・伝わる(伝わらない)ことの実感
・発表ではなく、主張・説得
・知恵を結集せざるをえない場
・思考の可視化
・ものさしの明確化
・脊髄反射での評価
・話をつなぎ、整理していく構成力
次回授業力ゼミは、5月21日の予定。月に一度授業研究にどっぷりひたれる2時間だ。