科学技術振興機構(JST)の普及・促進事業として、16の共同研究機関等からの参加者で研修会があった。合宿としては5年続いている。地域や学校のキーパーソンが参加されたので、校長、副会長・教頭、教務主任、主幹教諭、情報担当、指導主事など参加者の立場もさまざまだった。講師陣もスケジュールをやりくりして予定の全員が2日間まるまる参加。ありがたい。
1日目は、私から趣旨説明の後、参加者に宿題としてもってきてもらった「イチオシ実践」についてグループで討議。その後、グループ代表の実践について、全体で討議。総括パネルでは、授業デザインの肝が講師陣から解説。情報交換会、懇親会も、今日はじめて会った人たちとは思えない盛り上がりを見せた。
2日目は、「各校に普及させる決定打」についてグループセッション。講師陣がまとめる。その後、坂元先生(東京未来大学学長)の「世界の教育行政実践研究の動向」と題しての特別講演。私の総括コメント、修了証授与と続いた。
すでに、地域や学校で指導的立場の人たちではあったが、具体的にどのように授業づくりを進めていけば良いのかなどについて、真剣に議論。今回のようなキーパーソンがどのようにたちまわるのかが、理科教育やデジタル教材の活用に関わらず今後さらに重要になると思う。それにしても、毎年、授業アイディアに対する参加者のあくなき探究心に敬服する。
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理科教育用デジタル教材活用研修会(9/7−8)
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