今日は日中時間があったので、ヘルシンキ対岸のエストニア(タリン)まで足をのばした。タリンまでは、高速船で1時間半。チケット購入のときにパスポートは提示するものの税関チェックも何もない。
やはりヘルシンキとは趣がだいぶちがう。中世ヨーロッパの雰囲気を今に残している。さすが「町ごと世界遺産」にふさわしい。今回も同行メンバーである北川(達夫)さんは、エストニアの日本大使館にも2年間いらっしゃったことがあるということで、タリンの町中にも大変詳しかったので、いろいろな情報も教えてもらいながらのぶらり歩き。ユーロも問題なく使える。
城壁の上にあるカフェで町をのぞみながら、ゆったりとした時間を過ごす。
夜は、共同研究者のタルヤ先生に加えて、今回授業者として協力いただくマルヤ先生と初対面。明日の授業の打ち合わせを行う。この時点で、日常的な学校や教師の動きや考え方についてのちがいがたくさん出て興味深かった。
今回の目的は、「日本とフィンランドにおける小学校国語科共通単元の開発と指導方略の評価」についての、小学校4年生国語科の新聞制作単元の指導案の開発と授業の実施だ。明日は朝から夕方まで授業(記録)とインタビュー。マルヤ先生のクラスには1日ずっと新聞制作の授業を行ってくれることに。タルヤ先生とともに、時間のやりくりや校内・保護者との調整など、本当にご尽力いただいた。
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エストニアへ(10/10)
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